39 サンゴの菌叢はサンゴの形態によって変化する

ジャーナル Microbiome からです。サンゴ礁はたくさんの微生物が住んでいることで有名ですが、サンゴの形態で変わるとの話です・・・

今回の論文

【論文タイトル】Community structure of coral microbiomes is dependent on host morphology

【著者】Morrow, K.M., Pankey, M.S. & Lesser, M.P.

【年】2022

【ジャーナル】Microbiome

【リンク】https://doi.org/10.1186/s40168-022-01308-w

豊かな細菌叢をもつサンゴ礁

サンゴ礁には主に光合成細菌が共生していると考えられてきましたが、近年の研究で光合成細菌に限らず、窒素固定細菌を含む多様な原核生物が生息していることが明らかとなっています。この研究では16種類のサンゴにおいて16S rRNA, ITS2, nifH (ニトロゲナーゼをコードする遺伝子)を遺伝子マーカーとして微生物群集を解析しました。

微生物構造を座標に図示した結果、系統よりも形態(5種類くらいあるらしい。ウニっぽい形のやつとか、木みたいなやつとか・・・)でクラスたリングされることが明らかとなりました。

タイトルみたときは、形態ではなく系統では?と思っていたのでこれは驚き。作られる環境の違いなのか(光量、嫌気度など)、宿主の分泌物の違いなのか・・・このあたりは詳しいディスカッションを期待しましたが、”形態はサンゴの機能および進化の両方に影響を与える” とだけ書いてました。

あとはニトロゲナーゼのクレードと宿主などのデータもありましたが割愛します。

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